散りばめられた星の数。
一つ一つの選択が心を揺るがす。
零れぬよう大事に、ただ大切に。

天真爛漫な季節に出逢った彼女の笑顔。
憂いを見せない瞳に私は居たのだろうか。
胸を締め付けるような思い出は恋慕へと姿を変える。

小気味よく揺れる木漏れ日の群れ。
シャープな黒髪のロングヘアーが映えるシルエット。
女優の「栗山 千明」さんを連想させる顔立ち。

言葉を交わした刹那、
クールに感じた印象は優しく、朗らかに生まれ変わり
宙に浮かんだ高揚感は愛に満たされていた。

透明感溢れる澄んだ空気感。
包み込んでくれる様に暖かく、
自然と引き寄せられるように導かれてゆく。

愛くるしい目元が相反し、際立つ艶美な目元。
一握りの女性像を凝縮させた甘美な鼻筋。
切なく甘美な囁きを漏らす口元は
刺激的な誘惑を含み、満ち足りた幸福感を創造する。

着付け師としての活躍を志す彼女。

繊細な和装に独特の世界を織り交ぜ、
緻密な発想力を表現するアーティスティックな指先。
細く、しなやかで、希望を燈す彼女の四肢は
この上なく光を纏っていた。

和の心を重んじる背筋の張りは
礼儀作法、おもてなしの心へと繋がり
一流の品格を醸す表情へと現れる。

興趣が尽きないダイビングで培った
程よく引き締まったあでやかなボディライン。
健康的できめ細かい羨望の肌。

天真爛漫な季節に再会した晴れやかな笑顔。
その世界に憂いは一切なく二人の世界。
散りばめられた星の数だけの出会い。

揺るぐことのない有限の時間。