小鳥 日菜×初夏
(×シリーズ第4回)

真夏の記憶を蘇らせる強い日差しに、白い美女が風鈴のような涼しさを運んできた・・・

×(カケル)シリーズ第四弾

小鳥 日菜

2020/5/26
筆者:竹上
文字数 926 写真 7 枚

 

今日、味わったことの無い事に出会う予感がして、私は目を覚ました。

昨日までの雨が嘘だったかの様に、気持ちいいほどの青い色が空を覆っている。
さぁ彼女との待ち合わせ場所に急ごう。

 

舞台は浅草。
古き良き街並みが今もなお私たちに安らぎを齎してくれる。

私は一足先に、待ち合わせ場所に到着した。
何故だろう・・・
妙に心がフワフワしている。
こんな事は生まれて初めてかもしれない。

そうしている内に、右斜め前に彼女の姿を見つけた。
決して人通りが少なくない場所で、私は一目で彼女と分かった。
可憐さを含んだ素敵な笑顔と、夏の始まりを知らせる爽やかな風のように歩く姿。

高まる気持ちを少し抑え、私は浅草の道を彼女の横で歩き出す。

青いパステルカラーの浴衣に身を包んでいる。
綺麗に咲き誇る花柄がより一層彼女の美しさに拍車をかける。
彼女は間違いなく”主演 ”だ。
今、目に見えているもの全てが”助演 ”に徹している。

彼女は今日というストーリーの主役なのだ。

楽しい。
シンプルな表現になってしまうが、これが一番しっくりくる。
声のトーン、お話の内容、無邪気さ。
何よりも笑顔が本当に素敵だ。
少し幅の違う足で進む一歩、一歩に様々な色を感じる。
”喜 ”の感情をここまで刺激する女性はそうはいない。

歩き始めてから、気付けば1時間近く経っている。
時間を忘れるとはまさにこのことだ。
ベンチに座った彼女が視界に入った時、思わずドキッとした。
胸元に指先をかけて涼む姿は、可憐さの中に確かな色気を感じさせる。

冒頭で感じた予感とフワフワした気持ちの原因は彼女だった。
いつもの変わらない街に色と音の変化を与える。
彼女との時間は足し算ではない。
掛け算なのだ、それ程までに濃く心に残る
貴方様も彼女との世界を体感してみてはいかがでしょうか。

以下オフショット

所謂、『映え』という言葉ができたように浅草の町にもフォトスポットが所々に設置されていた。

これまでしっぽりと可憐に映っていた彼女もまだ25歳

少女のような煌めきは社会でひと際目立ち癒されますね。

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