夕方になると、ふと空気のにおいが変わる瞬間ってありませんか？出先からの帰り道で「あ、この感じ…小学生のころの下校時間に似てる」って、なんとも言えない懐かしさが込み上げてきました。

学校の裏にあった砂場とか、乾いた土のにおいとか。誰とも話してないのに、一気にあのころの感覚が戻ってきて、なんだか不思議でした。夕飯前のちょっと退屈な時間とか、ああいうのって大人になると逆に贅沢なんですよね。

お店に戻って、スタッフにその話をしたら「私は夕方のラジオの音がそれです」って返ってきて、うんうんって頷き合いました。

昨日は、忙しい中にも“静かに思い出せる時間”があっただけで、良い一日だった気がします。こういうの、大事にしていきたいなって思いました。