
音と匂いで思い出すこと
2025.7.8
午前中、商店街を歩いていたら、ふとどこからか線香の匂いが漂ってきました。お寺が近くにあるので、たぶんそのあたりからなんでしょうけど、なんだか急に祖母の家を思い出して、ちょっと足を止めてしまいました。
昔、あの家ではいつも昼過ぎにラジオが流れていて、台所から味噌汁の湯気といっしょに静かな時間が広がってたんです。匂いと音って、記憶に直結するっていうけど、本当にそうですね。
今日は、予定より少し早く終わったので、帰りにあの商店街でお団子でも買って帰ろうかなと思っています。誰に見せるわけでもないけど、そういう時間って、自分をちゃんと“戻してくれる”気がするんです。
慌ただしい日々の中でも、少しでも静かな記憶とつながる瞬間を、大事にしていけたらいいですね。