すぐ手の届く処にある大切な何かを求めて…
06-6360-6890

綾間 縁×日本酒
2024.8.21

貴方を感じるひとくち
綾間 縁

筆者:中居
文字数 1037 写真 10 枚

夜の帳が降り、静かな時間が訪れる
家の中は、私一人
外の喧騒が遠ざかり、静寂が心地よく感じられるこの時間が、
私にとって一日の終わりを告げる大切な瞬間だ。

私はこの静かな時間に、日本酒を楽しむのが好き
一人でゆっくりと晩酌をすることで、心が落ち着き、一日を振り返る余裕が生まれる

台所に立ち、簡単なおつまみを作る
冷蔵庫にチーズやベーコン、手軽にできる茄子、
少し手を加えた物が、私の晩酌のお供となる
特別な料理ではないけれど、私にとっては十分に贅沢な時間だ
一つ一つ丁寧に準備し、その過程もまた楽しみの一部になる

おつまみが整うと、好きな酒器を選び、日本酒をゆっくりと注ぐ
冷やで飲むこともあれば、寒い夜にはお燗をして楽しむこともある
酒器の中で広がる日本酒の香りは、まるでその日一日を癒すかのように穏やかで優しい
最初の一口を口に含むと、その豊かな味わいが広がり、心と体がふわりと解けていくような感覚に包まれる。

日常の忙しさから解放されるこの時間は、私にとって心のリセットボタンのようなもの
日本酒の一滴一滴が、私を癒し、明日への活力を与えてくれる

それでも時折、この静かなひとときに、誰かと一緒に過ごしたいと思うことがある
大切な人と一緒に、同じ日本酒を味わいながら、語り合う時間が欲しいと感じることもある
お酒の味が一層深まるのは、やはり誰かと共有することで、心の距離が縮まるからだろうから

一緒に日本酒を飲みながら、おつまみをつまみ、仕事のこと、日常の小さな喜びや悩みを語り合う
そんな時間が持てたら、きっともっと特別な夜になる
貴方の笑顔を見ながら、日本酒のグラスを傾ける瞬間
それは、また違った幸せが詰まっていそう

今はまだ一人の時間を大切にしながら、このささやかな幸せをかみしめる
日本酒を飲むたびに感じるのは、深い満足感と、未来への期待
いつか、誰かとこの時間を共有できる日が来るかもしれない
その時まで、私はこの一人の時間を楽しみ続ける

私にとって、一人での晩酌は自己との対話の時間でもある
日本酒のゆったりとしたリズムに身を任せ、心の中の声に耳を傾ける

日本酒の香りに包まれながら感じることは、日々の中で見つけた宝物のようなもの
いつかその日が訪れたら、その時はまた新たな幸せを感じながら、日本酒を味わいたい

Reservation

ご予約・お問い合わせ

TEL.お電話でご予約

06-6360-6890

13:00~1:00 年中無休(年末年始を除く)

WEB.オンライン予約

2週間前からご予約いただけます。
当日のご予約はお電話で。

LINE.LINE予約

上記LINEアイコンから友だち追加で、
LINEでご予約、お問い合わせいただけます。

SNSでも最新情報配信中!
クラブアイリスのtwitter