足立の大好物 (足立 梨沙子)

足立の大好物 (足立 梨沙子)

2024.11.8

こんにちは 足立です

わたくしはお蕎麦が大好物で、小さい頃から

何もつけず、そのままモリモリ食べてしまいます(笑

結構 驚かれてしまうので最近は誰かと食べに行くときは

ちょーっとだけ つけるようにしています(笑

皆様はどのようにしてお蕎麦食べますか?

現在、蕎麦つゆといえば、鰹節をきかせた出汁に醤油、みりんが定番ですが

江戸時代まで遡り、もともとの蕎麦つゆはまったく異なるものだったそうですよ

それはなんと味噌です!

正確には、味噌に水を加えて煮詰め

これを布袋に入れて吊るし垂れてきた「たれみそ」と呼ばれるものですが

江戸時代初期の料理書『料理物語』には

「たれみそに大根の汁を加え、削り節、大根おろし、あさつきを入れ

さらに、からし、わさびを加えてもよい」とあります。

我々のイメージする蕎麦つゆと別物ですが、これはこれでおいしそうですよね

時代は下り、18世紀中頃の蕎麦専門書『蕎麦全書』にも

蕎麦つゆのレシピが2種類紹介されています。

「たれみそ」を使った蕎麦つゆ作り方:たれみそ、酒、削り節を合わせて煮詰めたものを漉し、塩とたまり醤油で味を調える

しょうゆベースの蕎麦つゆ作り方:しょうゆ、酒、水を合わせて煮る。好みで鰹節を加える


ちなにみ鰹節を使用しない蕎麦つゆは「精進汁」

鰹節を使用した蕎麦つゆは「生臭(なまぐさ)」と呼ばれていたそうです。

現在のように出汁を蕎麦つゆに使う店が増えてきたのは18世紀中頃といわれているそうです

今でも味噌ベースで食べられるところがあたら食べてみたいですね

レシピがここまで残ってるなら自分で作れるかな…

足立梨沙子

前の記事へ
次の記事へ